PR・広告を含みます

【土地探しの教訓】土地選びで見るべき10のチェック項目|横浜で探した実体験

土地と家のイラスト

土地は「価格と立地」だけで選ぶと、あとから100〜1,000万円の出費が出ることがあります。
住宅ローン減税が使えなくなるケースも。
横浜で土地を探した我が家の実体験から、必ず見るべき10項目を図解でまとめました。

土地は「価格」ではなく“総額”で決まります

価格が安く見えても、工事費で数百万円上振れすることがあります。
見るべきは、この10項目だけ👇

💰 費用に直結① 擁壁 ② 道路との高低差 ③ 水道管の口径
📕 法規制・ハザード④ 旗竿地の竿幅 ⑤ 崖条例 ⑥ 土砂災害区域 ⑦ 公道/私道 ⑧ 地下車庫
🏡 住み心地⑨ 冬の日当たり ⑩ 通学ルート

💡 横浜で探す人はもう1段階:横浜は坂と丘陵地が多く、擁壁・がけ条例・狭あい道路などが特に効いてきます。各項目の「⚓ 横浜の場合」で、横浜市の基準まで解説しました。

※この記事は特定のサービスをすすめるものではありません。紹介割引が使える人・すでに会社が決まっている人には、資料請求は不要です。記事末尾で、状況別の進め方を整理しています。

なぜ「価格と立地」だけで選ぶと危険なのか

土地探しをしていると、どうしても価格・広さ・駅からの距離ばかりを見てしまいます。私も最初はそうでした。

でも実際に動いてみて気づいたのは、土地の価格に「工事費」は含まれていないということです。

同じ3,000万円の土地でも、そのまま建てられる土地と、擁壁のつくり直しに数百万円かかる土地があります。見た目や広告ではまったく区別がつきません。

しかも、こうした費用は契約したあと、設計が進んでから判明することが多いのが厄介なところ。そのときには、もう引き返せません。

シバ
シバ(相場担当)

土地の広告に出てるのは「土地代」だけだワン。実際に必要なのは土地代+造成・インフラ工事+建物。ここを分けて考えると、安い土地が一番高くつくこともあるんだ。

💡 だから「買う前」に確認する

これから紹介する項目は、すべて契約前に確認できることばかりです。現地で見るだけで分かるものもあれば、役所に電話1本で分かるものもあります。買ってからでは変えられないので、必ず申し込みの前にチェックしてください。

土地探しで必ずチェックすべき10の項目!

次の10項目は、土地の価格には表れませんが、見落とすと数百万円の損につながることがあります。

まずはどれくらいのインパクトがあるのか、危険度の高い順に並べました。

① 擁壁の作り直し現行基準を満たさない擁壁は、建築時につくり直しを求められることがある
〜1,000万円最重要
② 高低差の残土処理道路と土地に高低差があると、土の搬出・造成費がかかる
〜100万円要注意
③ 水道管の引き込み口径が古い規格だと、前面道路から引き直しになる
〜100万円要注意
⑧ 地下車庫の解体・補強擁壁と一体の構造だと、撤去にも費用がかかる
数百万円要注意
⑥ 土砂災害特別警戒区域(レッド)2026年から、レッドゾーンの住宅は住宅ローン減税の対象外に
住宅ローン減税が使えない
④ 旗竿地の竿幅が2m未満接道義務を満たさず、そもそも家が建てられない
建築できない
⑤ 崖条例による建築制限がけの上下は、建てられる位置そのものが制限される
建てられる面積が減る
⑦ 私道に接している掘削や建て替えに、私道所有者全員の同意が必要になることも
同意が必要・維持費の負担

※金額は我が家が横浜で土地を探した際に、工務店・不動産会社から提示された概算です。土地の条件で大きく変わります。⑨冬の日当たり・⑩通学ルートは費用ではなく、住んでからの満足度に効く項目です。

10の項目を詳しく解説

10項目を「分類」つきで一覧にまとめました。気になる土地が出たら、この表で確認するのがおすすめです。

⚓ のついた項目は、横浜だと特に効いてくるもの。各項目の解説のなかで、横浜市の基準までセットで説明しています。

分類チェック項目見るポイント見落とすと…
費用に直結
(造成・インフラ)
⚓ ① 擁壁そのまま使えるか作り直しで〜1,000万円
⚓ ② 高低差道路とフラットか残土処理で〜100万円
③ 水道管口径が現行規格か引き込み工事で〜100万円
法規制・
ハザード
④ 旗竿地竿の幅2m以上か2m未満は建築できない
⚓ ⑤ 崖条例隣地が崖上でないか建築位置に制限・面積減
⚓ ⑥ 土砂災害警戒区域レッド/イエローでないかレッドは住宅ローン減税が不可(2026〜)
⚓ ⑦ 接道(公道/私道)公道に接しているか私道は全員同意が必要・維持費の負担も
⑧ 地下車庫地下車庫がないか上に家を建てにくく土地活用が制限
暮らし・
住み心地
⑨ 冬の日当たり冬でも日が入るか冬は日中ずっと日陰のことも
⑩ 通学ルート目の前が通学路でないか登下校時の人通り・プライバシー

【費用】① 擁壁(ようへき)はそのまま使えるか

土地に既存の擁壁がある場合、そのまま使えるなら問題なし。ですが、現行基準を満たさず作り直しが必要になると、1,000万円ほどかかることもあります。

道路 擁壁
① 擁壁:土を支える壁。作り直しが必要だと〜1,000万円

⚓ 横浜の場合

横浜は丘陵地を古くから造成してきた街なので、擁壁つきの土地がとにかく多いです。そして古い造成地ほど、現行基準を満たさない「不適格擁壁」が残っています。

さらに横浜市では、2m以下の擁壁でも、目視で危険と判断されれば指導が入るケースがあります。「小さい擁壁だから大丈夫」とは考えないほうが安全です。気になる土地は、契約前に横浜市建築局の宅地審査課へ確認してもらいましょう(不動産会社の担当者に「役所へ事前確認をお願いします」と依頼できます)。

【費用】② 道路に対して土地がフラットか

道路に対して土地が盛り上がっていると、たとえば駐車場をつくるのに土をどかす必要があります。車1台分の土を処分する残土処理で100万円ほどかかることも。

道路 残土 高低差
② 高低差:道路より高いと残土処理で〜100万円

⚓ 横浜の場合

坂の多い横浜では、そもそも道路とフラットな土地のほうが少ないくらいです。そして高低差のある土地は、造成工事が許可制になる点に注意してください。

2025年4月1日から、横浜市は市内全域が「宅地造成等工事規制区域」に指定されました(盛土規制法)。盛土で1m超/切土で2m超のがけができる場合や、造成面積が500㎡を超える場合は、工事の前に市長の許可が必要です。許可申請の費用と工期が上乗せになるので、造成を伴う土地は見積もりに入っているか確認を。

【費用】③ 水道管の口径は現行規格か

古い土地は、水道の引込管が細い旧規格のことがあります。その場合、現在主流の口径へ引き直す工事で100万円ほどかかることも。メーターの蓋の色がひとつの目安になります(青い蓋は比較的新しめ、錆びた古い蓋は要確認)。

前面道路 敷地境界 本管(道路の地中) 引込管(敷地の地中) メーター
③ 水道管:細い旧規格だと引き直し工事で〜100万円

⚠️ 注意

前面道路に通っている「本管」の口径や引込管の状況は、自治体の水道局で確認できます。気になる土地は契約前に調べましょう。

【法規制】④ 旗竿地(はたざおち)の竿幅

旗竿地は、道路につながる「竿」部分の幅が最低2m以上ないと建築できません。3m以上、できれば4mあると、施工や駐車に余裕が生まれます。

道路 隣家(道路に接道) 隣家(道路に接道) 敷地(旗) 竿 2m以上
④ 旗竿地:道路につながる「竿」の幅が2m未満だと建築不可

💡 ポイント

竿幅は「建てられるか」だけでなく「工事のしやすさ・駐車のしやすさ」にも直結します。2mギリギリは要注意。

【法規制】⑤ 隣地の崖条例(がけじょうれい)

隣の土地が崖の上になっている場合、その崖の擁壁が規定を満たしていないと、崖の高さに応じた距離を離して家を建てる必要が出てきます(=建てられる範囲が狭くなる)。擁壁が規定を満たしていれば、この制限は緩和されます。

隣地(崖の上) 離す距離 家はここまで下げる
⑤ 崖条例:隣が崖の上だと、崖の高さに応じて家を離す必要

⚓ 横浜の場合

崖条例は自治体ごとに基準が違います。横浜市建築基準条例では、高さ3mを超えるがけが対象。がけの下端からがけの高さの2倍の水平距離の範囲に建てる場合は、安全な位置に擁壁や防土堤を設けなければなりません。

たとえば高さ4mのがけなら、8mの範囲に制限がかかります。土地が30坪でも、この範囲を除くと建てられる面積は大幅に減るということ。坂の多い横浜では、これがいちばん効いてくる制限です。

【法規制】⑥ 土砂災害警戒区域に入っていないか

とくに土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)は要注意です。2026年から、レッドゾーンの住宅は住宅ローン減税の対象外になりました。対象の土地が土砂災害警戒区域(イエロー)・特別警戒区域(レッド)に入っていないか、必ず確認しましょう。

色を分けているのは斜面そのものの危険度です。斜面が急で高いほどレッドになりやすく、ゆるやかならイエローどまり。同じ距離に家があっても、隣にある斜面しだいで色が変わります

急で高い斜面 レッド 特別警戒区域 ローン減税 × ゆるやかな斜面 イエロー 警戒区域 ローン減税 ○
⑥ 斜面が急で高いほどレッド(特別警戒区域)になりやすい。レッドは住宅ローン減税が対象外(2026〜)

⚓ 横浜の場合

これは横浜で土地を探す人が最も現実的に直面する項目です。横浜市内の土砂災害警戒区域(イエロー)は2,374区域、特別警戒区域(レッド)は2,057区域もあります(2026年2月時点)。

「平地の分譲地」を想像していると、実際に現地を見て驚くことになります。横浜市のハザードマップ神奈川県土砂災害情報ポータルで、候補地の住所を必ず確認してください。ここは無料で、その場で調べられます。

⚠️ 注意

区域に入っているかは、市区町村のホームページ(ハザードマップ)で確認できます。レッドゾーンは住宅ローン減税が使えず、総額で数百万円の差になることもあります。

【法規制】⑦ 隣接道路が公道か私道か

隣接する道路が私道の場合、私道所有者全員の同意がないと建築できません(建築の許可が下りること自体は多いです)。また、道路の補修・メンテナンス費用を負担する可能性もあります。公道であれば、こうした心配は基本的にありません。

公道 私道
⑦ 公道/私道:私道は所有者全員の同意や維持費の負担が必要なことも

⚓ 横浜の場合

接道でもうひとつ気をつけたいのが「狭あい道路」——幅員4m未満の道路です。横浜の旧市街には数多く残っています。

この道路に接する土地では、道路の中心線から2mの位置までセットバックが必要で、その部分には建築できません。つまり使える敷地が実際より減ります。また横浜市が指定する「拡幅整備の推進路線」に接する場合は、建築確認申請の30日前までに事前協議が必要です。スケジュールにも影響するので早めの確認を。

【法規制】⑧ 地下車庫はないか

地下車庫が必ずダメというわけではありません。ただ、工務店・ハウスメーカーはよほどのことがない限り、地下車庫の真上には家を建てません。地下車庫の上に住宅を載せるには、車庫が住宅の基礎・構造を支える前提で設計されている必要があり、多くの既存車庫はそうなっていない(耐震・構造の安全性の観点)からです。昔の家は当時の建築基準がゆるく、真上に建っているケースもあります。

結果として、地下車庫の上部は土地の活用面積が狭まり、土地の使い方の自由度が下がる感覚でした(庭などに活用できるなら理想的)。

前面道路 地下車庫 同じ高さ この重なりが 問題になる 車庫の上に家を 載せるには 構造の裏付けが必要
⑧ 地下車庫:真上に家を建てにくく、土地の活用が制限される
クロ
クロ(こだわり担当)

崖条例も地下車庫も、ルールは自治体や構造で変わるニャ。「安い」と思った土地ほど、必ず役所と工務店に確認してから手を出すこと。

【住み心地】⑨ 冬の時期の日当たりは良いか

夏に土地を見に行くと太陽の位置が高く、日当たりが良く見えがちです。でも冬は太陽の位置が低いため、周囲の状況によっては日中まったく日が入らないことも。

とくに見落としやすいのが周囲の木立や斜面林です。建物と違って「緑が多くて気持ちいい土地」と好印象で見てしまいますが、背の高い木は冬の低い太陽を完全にさえぎります。しかも隣家と違って、他人の敷地の木は勝手に切れません。緑の多い横浜の住宅地では、ここは特に注意したいポイントでした。

冬の太陽 (低い) 木立にさえぎられて日中ずっと日陰
⑨ 冬の日当たり:太陽が低く、周囲の木立や隣家の影で日中ずっと日陰のことも

【住み心地】⑩ 通学ルート(学校・大学)ではないか

気にしない方は問題ありませんが、目の前の道が通学ルートだと、登下校の時間帯は家の前が学生でにぎわいます。防犯面ではプラスですが、プライバシーを大切にしたい人には向かないかもしれません。

意外と見落とすのが大学や専門学校の通学路です。小中学校なら通学時間が決まっていますが、大学は授業の時間割がバラバラなので、日中も夜も人通りが続きます。土地を見に行くのが休日や日中だと気づきにくいので、近くに大学・駅がないか地図で確認しておきましょう。

◯◯大学 大学の通学路 我が家
⑩ 通学ルート:小中学校だけでなく大学の通学路もチェック(防犯◎/プライバシーは△)

横浜だけ、もう2つ確認したいこと

ここまでの10項目のうち、①擁壁・②高低差・⑤崖条例・⑥土砂災害区域・⑦接道は、横浜だと特に効いてくる項目でした(各項目の「⚓ 横浜の場合」で解説しています)。

それとは別に、10項目には出てこないけれど横浜では引っかかりやすいものが2つあります。

⑪ 風致地区に入っていないか

横浜は緑の多い住宅地が多く、そうしたエリアは風致地区に指定されていることがあります。ここでは横浜市風致地区条例による、建築基準法とは別枠の制限がかかります。

厄介なのは、建蔽率が別途定められ、しかも建築基準法の建蔽率の緩和が使えない点です。「角地だから建蔽率が緩和されるはず」と思っていたのに適用されない、ということが起こります。

ほかにも高さ・壁面後退・建物の色彩・植栽まで基準があり、10㎡を超える建築、60㎡を超える土地の形質変更、高さ1.5mを超える擁壁などは許可が必要です。思ったより小さい家しか建たないことがあるので、必ず先に確認を。

⑫ 埋蔵文化財包蔵地に入っていないか

横浜市内には埋蔵文化財包蔵地(遺跡が埋まっている可能性が高いエリア)が多数あります。ここで工事をする場合、文化財保護法にもとづき着工前に届出と調査が必要です。

費用そのものよりスケジュールへの影響が大きく、調査の内容によっては着工が数か月遅れることも。賃貸の更新時期や引っ越しの計画とズレるので、早めに把握しておきたい項目です。

クロ
クロ(こだわり担当)

横浜の高台って眺めがよくて憧れるニャ。でも眺めがいい=斜面の上ってこと。景色の代金は、擁壁と造成費で払うことになるから、そこまで含めて「この眺めに出す価値があるか」で判断するのがいいと思うニャ。

確認の進め方|どこに聞けばいいか

「役所に確認」と言われても、最初はどこに聞けばいいのか分かりませんでした。横浜市の場合、窓口は項目ごとに分かれています。

確認したいこと調べ方・窓口
擁壁・がけ条例・造成の許可横浜市建築局 宅地審査課
用途地域・風致地区・地区計画横浜市の地図情報サイト「i-マッピー」/都市計画課
土砂災害警戒区域・浸水横浜市のハザードマップ/神奈川県土砂災害情報ポータル
狭あい道路・セットバック各区の建築局建築防災課(狭あい道路担当)
水道管の口径・引き込み横浜市水道局の各水道事務所
埋蔵文化財包蔵地横浜市教育委員会 文化財課

💡 実際に効いた進め方

私がやってよかったのは、気になる土地が出た時点で、工務店の担当者に住所を送って調べてもらうことでした。プロは役所への確認に慣れていて、1〜2日で「この土地は造成にいくらかかりそう」まで返ってきます

自分で全部調べようとすると時間がかかり、その間に土地が売れてしまいます。一次チェックは自分の目、確定判断はプロ——この分担がいちばん早かったです。

土地探しは、複数の会社から情報を集めると効率的でした。土地の目利きができる会社が味方につくと、こうした確認がぐっと早くなります。

土地の条件によって「建てられる家」も変わるので、土地と建物はセットで考えるのがおすすめです。

あなたに合った進め方を選んでください

人によって最適な進め方は違います。今の状況に近いものを選んでください。

① 比較したい

複数社をまとめて比較する

候補が決まっていない人向け。一度の入力で複数社の間取りプランと資金計画が届きます。

メリット

  • 横並びで比較できる
  • 予算で何が建つか分かる

デメリット

  • 営業の連絡が増える
  • 紹介割引が使えなくなることがある
無料で比較する → PR・広告を含みます
② 紹介制度を使いたい

先に割引が使えるか確認する

勤務先の福利厚生や知人の施主紹介がある人は、資料請求より先にこちらを確認してください。

メリット

  • 本体価格の数%が割引になることがある

デメリット

  • 比較をしないと相場が分からない
③ まだ迷っている

先に判断材料を集める

無理に問い合わせる必要はありません。関連記事と無料ツールだけでも検討は進められます。

メリット

  • 営業の連絡が一切こない
  • 自分のペースで進められる

デメリット

  • 情報収集に時間がかかる

当サイトは広告収入で運営していますが、読者が損をする案内はしません。資料請求が不要な人には「不要です」と書いています。

⚠️ 先に「紹介割引」が使えないか確認を

勤務先の福利厚生や施主紹介などの紹介割引が使える人は、そちらが先です。資料請求を先にすると、紹介割引の対象外になることがあります。詳しくは 「いきなり住宅展示場に行くのはNGな理由」 をご覧ください。

まとめ:土地は「総額」で考える

📝 この記事のまとめ

土地は価格+立地だけでなく、費用(擁壁・高低差・水道管)/法規制・ハザード(旗竿・崖条例・土砂災害区域・公道私道・地下車庫)/住み心地(冬の日当たり・通学ルート)の10項目をチェック。見落とすと+100〜1,000万円や住宅ローン減税が使えないことも。

横浜で探すなら、そのうち①擁壁・②高低差・⑤崖条例・⑥土砂災害区域・⑦接道が特に効いてきます(不適格擁壁/市内全域の盛土規制/3m超のがけ/2,374区域/狭あい道路)。加えて風致地区埋蔵文化財包蔵地も要確認。どれも契約前なら確認できることばかりです。土地代+建物+これらの工事費を「総額」で考えるのが、失敗しないコツです。

▶ 住宅ローン返済シミュレーションで、土地込みの総額と月々の返済額を試算する

よくある質問

Q. 横浜の土地で、特に気をつけることは何ですか?

A. 擁壁とがけ条例です。横浜は丘陵地を古くから造成してきたため、現行基準を満たさない古い擁壁が残る土地が多くあります。また横浜市建築基準条例では高さ3mを超えるがけが規制対象で、建築位置が制限されます。2025年4月からは市内全域が盛土規制法の規制区域です。契約前に横浜市建築局の宅地審査課へ確認しましょう。

Q. これらのチェックは素人でもできますか?

A. 現地で「擁壁・高低差・竿幅・メーターの蓋・隣地の崖」を見るだけでも一次チェックは可能です。気になったら工務店や役所(自治体の水道局・ハザードマップ)に確認しましょう。

Q. 土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)だと何が問題ですか?

A. 2026年から、レッドゾーンの住宅は住宅ローン減税の対象外になりました。総額で数百万円の差になることもあるため、市区町村のハザードマップで対象区域に入っていないか必ず確認してください。

筆者アイコン

運営者:シバ&クロ(注文住宅 施主)

25歳・35坪で注文住宅を建てた施主(2026年進行中)。実際の土地探し・見積もり・契約の体験をもとに、これから家を建てる人の役に立つ情報を発信しています。

あわせて読みたい・使いたい